発声談義、息の吸い方編③

前回までの記事ではたっぷり息を吸うためには横隔膜を大きく動かすこと、横隔膜を大きく動かすためには、正しい姿勢を作り横隔膜がリラックスした状態にしましょう。というお話をさせて頂きました♪

しかし、実際に姿勢を正して息を吸ってみても横隔膜が動いてんだか動いてないんだかよくわかんない!という方もいらっしゃると思います😭

今回の記事では良い声を出すうえでとっっても大切な横隔膜の動かし方を簡単にご紹介致します🍀


横隔膜を動かすために大切な事は、まずは横隔膜がどこについていてどの様な動き方をしているかを理解することです✨


横隔膜は肋骨の内側、肺の下にくっついている筋肉になります。息を吸い込むことで下に広がり、息を吐くと肋骨の内側へ戻っていきます。

日本の声楽界には「腹式呼吸」という言葉が存在するので、おへそや丹田のあたりが呼吸と関わりのある筋肉だと思っている人も少なくないのではと思います。しかし、実は今回動かしたい横隔膜という筋肉は腹筋周りではなく、もっと胴の中央あたり、肋骨の下に隠れています😲✨

それでは、実際に横隔膜を意識して呼吸をしたいのですが、どうも意識がしづらい…という方はこちらのエクササイズをやって見て下さい☺️
その名も…「前へ習え体操」❗️……この名前はいま考えました😅✨

使いたい筋肉を意識してあげるための基本は、可動域を大きくすることと、軽い負荷を乗せてあげることです♪

まずは横隔膜の付いている肋骨の1番下の部分に「前へ習え」をしてみて下さい、そのまま手のひらで肋骨を軽く圧迫しながら息を搾り出すような意識で身体の中の息を全部ふーーーっと吐き出してみましょう!
ここでのポイントは息をしっかり最後まで吐ききることです。息を吐ききったつもりでもまだ肺の中には息が残っている事が多いので、しっかりと最後まで前へ習えの手をコルセットだと思ってぎゅーっと絞ってあげましょう💪
しっかり吐いてあげることによって、この後に動かしてあげたい横隔膜の可動域を大きくしてあげることが出来ます😊
息を全部吐き切ることが出来たら、「前へ習え」をしている手を押し返す意識で思いっきり息を吸い込んでみましょう!
ここでのポイントは吸い込む息に抵抗を作り横隔膜へ負荷をかけてあげる事です💪
ただ息を吸うだけではなく、なるべく狭い口で息を吸って見て下さい😊✨わかりやすいイメージはお蕎麦をすするイメージ細いストローから息を吸い込むイメージです🍀
息の出入り口を狭くしてあげる事で横隔膜に負荷が乗り、横隔膜の運動を意識しやすくなります✨

正しくエクササイズが出来ると肋骨の下からグワっと横隔膜が広がって来るのを感じることが出来るはずです❗️
前へ習えをしたまま息を搾り出すように吐ききる、狭い口で吸う、これを5回連続繰り返してみて下さい♪毎日こつこつ繰り返し練習していけば横隔膜の動かし方を身につけることが出来るはずです🌟

次回はそれ以外の横隔膜のトレーニング方法をご紹介出来ればと思います♪それでは次回の更新をお楽しみに‼️
リングミュージックスクール講師 根本俊介


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